『華の名を呼ぶ時さえ』

表紙・裏表紙

・2009年8月23日発行 A5オフ 100頁・

華名は歌う。歌う事を愛している。
そしてそれは 奨にさえ届けば幸せ。
奨は それをどこまでも
響かせてあげたかった。

創作。
『エーデルワイス』『陽光』『ディーバ』という三つのお話が収録されています。
『陽光』がプロトタイプ、ブラッシュアップしたのが『ディーバ』、そこからテーマ部の強調に重きを置いたものが『エーデルワイス』
前2作には非現実テイストが入っているのに対し『エーデル〜』は完全に普通の現代劇となっており
変遷もですが、それぞれにしか無い要素も捨てがたく
連作として一冊にまとめる事にしました。

元々が中学生の頃に考えた今ではありがちな異世界バトルものであったにも関わらず
それを今の作風で読み切りにするために入れた要素の方が大きくなり始め
こうした物語に帰着しました。
三作にはそれぞれを読み比べた際に似て非なるシーンがいくつか存在し
その差異をお楽しみ頂くのもまた一興かと思います。

各頁数はエーデル26頁、陽光36頁、ディーバ32頁。
…すみません、表紙の帯風アオリ文思いっ切り間違えたまま入稿しました…漫画頁数合計94頁ですねごめんなさい。
ノンブル自体は漫画の最後が096だったので朦朧とした頭でそのまま打ったんだろうなぁ。(人事のように)
綴じ部を鉄のように描いてはみたものの色が一緒なのであまりそう見えず
トーン乗せとくべきだったと思いました。
一応鋲のところは影を入れてるのですがそれも見え辛く。

いやなゆめと比べてこちらのみ手に取る方が多く
表紙の人数多く目を引き易かったのか
サラ(大きな帽子の子)が目を引き易かったのか。

恋幟さんで取り扱って頂いています。
恋幟ブックスさん

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