『ハユの左腕』


2000.11−23 A5オフ108頁
・少女の眸に映るのは 過去の血河と 左腕の屍・
1995年に描いた34頁の創作が元になっておりまして、
    それをリメイクした36頁のver.2と、更にアレンジリメイクした66頁のver.3という
    二作の併録で構成されています。
 発行までの紆余曲折からマンガそのものに正直心残りも多々あるのですが、
    これに関しては発行に至れた事が何よりだったと感じています。
    本の構成として、二作を読み比べてその変遷を楽しむのもまた一興かと。
 ver.3に多少の直しを入れて某誌に投稿。佳作を戴きました。
    色々と勉強にもなったし、色々考えました。
後に
    この話の基盤をほぼ残した上で別のテーマを乗せた
    『いやなゆめ』という32頁の創作を執筆。
    物語としての完成度は前の3作に比べ突き抜けていると自分では感じるものの
    拙いなりにストレートな強さを持っていたハユに様様なものが負けている感は否めず。